「そろそろ年賀状を作成しなければ・・・」とお考えのことでしょう。
仕事をされているなら、仕事関係の方にも出されますよね。
その中には「上司」も含まれているでしょう。
お世話になっている「上司」が入院されていたり、病気療養中の場合は、
どうしたら良いのでしょうか?
年賀状を出しても良いのでしょうか?
出来れば、1年間の感謝と今後の指導をお願いする気持ちを「年賀状」で
伝えたいですよね。
今回は、「入院している上司への年賀状」について、出し方や注意点・文例
についてご紹介します。
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年賀状を入院中の上司に出しても良い?
お世話になっている上司には、いつものように「年賀状」を出したいと
思われることでしょう。
でも、その上司が入院していたり、病気療養中の場合は、どうすれば良い
のでしょうか?
まずは、「年賀状」を出しても良いのかについてみていきます。
上司が入院中または病気療養中でも、「年賀状」を出しても
問題ありません。
「年賀状」とは、日頃お世話になっている方へ送る ” 新年をお祝いする
挨拶状 ”です。
その内容では、お世話になっていることへの感謝の気持ちを伝えるととも
に、新しい年も変わらないお付き合いをお願いします。
入院中または病気療養中の方にとっては、いつもとは違う新年を迎えられ
ることになりますが、それでも、新しい年を迎えられることは喜ばしいこ
とです。
そして、一緒に仕事をしている部下から「年賀状」が届けば、「早く元気
になって職場に戻りたい!」と思ってもらえるのではないでしょうか。
ですから、尊敬できる上司には必ず出したほうが良いでしょう。
もちろん、病気の程度や状況にもよりますので、ご自身の判断で決めてく
ださい。
年賀状を入院中の上司に出す場合の文章での注意点は?
では、入院中または病気療養中の「上司」へ年賀状を出す場合、
作成時に気を付けることはあるのでしょうか?
仕事関係の方に出す「年賀状」は、ビジネス文書です。
この場合、『新年の賀詞』には、立場に関係なく、相手を選ばない言葉を
使うと良いとされています。
例としては、
「恭賀新年」
「謹んで新年のお慶びを申し上げます」
などです。
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ですが、入院中または病気療養中の「上司」に出す場合は、
「謹んで」といった意味の言葉を使うと、お相手
への気遣いがより伝わるのではないでしょうか。
この場合の例は、
「謹んで年頭のご挨拶を申し上げます」
「謹んで新春のご挨拶を申し上げます」
などとなります。
これらの『新年の賀詞』は、入院中または病気療養中の「上司」以外の
方にも使えるので、作り分ける必要がありません。
また、『お世話になったことへのお礼』『今後も変わらない指導をお願い
する言葉』などを入れていきますが、『回復を願う言葉』も入れたいです
よね。
この場合は、手書きで書き添えると良いでしょう。
ただし、マイナスな言葉は入れないようにしましょう。
あくまでも、「年賀状」は、「新年を祝う挨拶状」ですので、受け取られ
た方が明るい気持ちになるような内容で出すと、喜ばれるでしょう。
年賀状を入院中の上司に出す場合の文例
入院中または病気療養中の「上司」に出す「年賀状」に、手書きで『回復
を願う言葉』を添える場合は、どのような文章が良いのでしょうか?
お相手を気遣う気持ちを伝えるには、どう書けば良いのでしょう・・・
文例をご紹介します。
●「ご快復され元気なお姿でお会いできますことを 心よりお待ち申し上げます」
●「ご快復され職場にてご指導いただけることを 心よりお待ち申し上げます」
文例をご紹介しましたが、この文章通りではなく、ご自身の言葉で書いてみて
ください。
「上司」を良くご存知の方なら、きっと別の文章が思い浮かぶでしょう。
ただし、「年賀状」は、手元に形として残るものです。
手の込んだ表現は、誤解を招く場合もあります。
理解しやすい文章にしましょう。
さいごに
「尊敬できる上司」「素敵な上司」との出会いは、人生において「宝物」に
なるでしょう。
部下からの「年賀状」で、入院中または病気療養中の「上司」に、明るい
気持ちで新年を迎えて、仕事復帰への強い想いを持ってもらえると良いで
すね。
どうぞ、これからも良い関係を築いていってください。
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