夜風が少し涼しくなる夏の終わりにぴったりの夜祭りがあります。
富山県の「おわら風の盆」です。
今回は、この「おわら風の盆」についてご紹介します。
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おわら風の盆で2016年夏を締めくくる!
『おわら風の盆(おわらかぜのぼん)』は、富山県富山市八尾(やつお)地域で、
毎年9月1日~3日まで行われる伝統的な夜祭りです。
毎年、20万人以上が訪れる『おわらの風の盆』とは、どのような祭りなのでしょうか?
越中八尾の民謡「おわら」は、300年以上の歴史があります。
その唄とともに、三味線、太鼓、胡弓の音色が重なります。
そして、これらの音とともに、揃いのはっぴや浴衣姿の男女が町中を踊ってまわります。
男女共に深くかぶった編み笠が特徴で、優雅な「女踊り」と勇壮な「男踊り」、哀調のあ
る音色が、訪れた人々を魅了します。
さらに、昔の面影を残す町並みに立ち並んだ数千の「ぼんぼり」が、幻想的な演出をしています。
『おわら風の盆』を行っているのは、11支部(11町内)です。
「東町・西町・今町・上新町・鏡町・下新町・諏訪町・西新町・東新町・天満町・福島」
「町流し」は、それぞれの町内会で行われます。
「輪踊り」は、踊り手たちが輪を作って踊ります。
「舞台踊り」は、特設ステージなどで各町が、独自の踊りを披露します。
おわら風の盆の楽しみ方
『おわら風の盆』は、「町流し」「輪踊り」「舞台踊り」の3つで楽しむことができます。
「町流し」は、「地方(じかた)」と呼ばれる演奏者の音色にあわせて、各町の踊り手たちが
町内を踊りながら練り歩きます。
「輪踊り」は、「地方」を中心に輪を作って、踊り手たちが踊ります。
「舞台踊り」は、演舞場での競演会や各町に設置される特設ステージで、演技を披露します。
[スケジュール]★9月1日(木)&2日(金)
15:00~23:00 各町で「町流し」「輪踊り」
※17:00~19:00までは、休止
19:00~21:25 演舞場で競演会が行われます。こちらは有料です。
※9/2は、21:00まで
●演舞場(八尾小学校グラウンドに特設)※雨天中止(ペット同伴不可)
入場券:指定席 ¥3,600-(2500席)
自由席 ¥2,100-(2000席)
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※8月1日午前10時より発売開始(ローソン、チケットぴあなど購入出来ます)
店頭:8/30まで購入できます。
電話・インターネット:8/28まで購入できます。
会 場:富山市立八尾小学校グラウンド
(住所:富山市八尾下笹原)
★9月3日(土)
19:00~23:00 各町で「町流し」「輪踊り」
※15:00~19:00までは、休止
※最終日となるこの日は、演舞場での競演会は行われません。
演舞場での競演会は、1・2日のみで有料になりますが、他に何箇所か特設ステージが設けられ、
そちらで観覧することができます。また、各町の公民館前などでも見ることができます。
こちらは、1日~3日まで行われます。
「町流し」「輪踊り」は、18時ころからかなり混雑してきます。
早めに場所を確保したほうが良いでしょう。
おわら風の盆は前夜祭も楽しめます!
毎年、9月1日から3日間行われる『おわら風の盆』ですが、今年(2016年)は、
木曜日から土曜日の開催となります。
遠方からでも行きやすい日程となってはいますが、この本祭にどうしても行くこと
が出来ない場合は、前夜祭で楽しむことができます。
前夜祭は、ステージ踊り、各町内での「町流し」「輪踊り」が行われます。
★『おわら風の盆』前夜祭
日時:8月20日(土)~8月30日(火)
20:00~22:00
場所:各町内
<おわら前夜祭ステージ踊り>
時間:18:30~19:50(雨天決行)※17:30 開場
場所:八尾曳山展示館「観光会館」ホール
(富山県富山市上新町2898-1)
入場券:¥1,500-
7月15日午前10時より販売開始
(ローソン、チケットぴあなどコンビニで購入可能)
店頭:開催日の2日前まで購入できます。
電話・インターネット:開催日の4日前まで購入できます。
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まとめ
「お祭り」といえば、賑やかなものが多いですが、ゆったり落ちつた印象を与えるのは、
『おわら風の盆』ならではなのではないでしょうか。
富山の伝統的な夜祭りで、幻想的な雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
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