甘酒を思い浮かべると、なんとなく寒い季節の温かい飲み物というイメージが強いですよね。
例えば、お正月だったり、ひな祭りだったり、ちょっとしたイベントの時に、あったかい甘酒
をみんなで飲む、といったイメージをお持ちでしょう。
そんな甘酒、実は、夏の飲み物だってご存知でしたか?
なんだか意外ですよね。
甘酒の起源は、なんと、江戸時代にまで遡ります。
江戸時代では、疲労回復や熱中症防止のために、庶民に愛されていました。
現代では、甘酒は、冬の印象が強く、夏にはあまり見かけませんが、ご家庭でも簡単に作ること
ができるんですよね。
しかも、作り置きまで可能なんです!
今回は、そんなご家庭で簡単にできる甘酒の作り方と、その甘酒をいつでも楽しむための、保存
方法について、勉強していきましょう。
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甘酒の作り方は米麹と炊飯器があれば簡単!
さて、甘酒って一体何からできているのでしょうか?
それは、ずばりお米と麹です。
古くから農業を営んでいた私たちの祖先が、自分たちで作ったお米からお酒を作ったんですね。
江戸時代から甘酒が愛されていた理由がうかがえます。
そして、甘酒は、栄養豊富で夏バテ予防にもってこいの飲み物です。
しかも、生甘酒なら、酵素のパワーも摂ることができるので、より健康に役立ちます。
そんなお米のお酒、生甘酒が手軽に家で作ることができたら、嬉しいですよね。
では、基本的な作り方から見て行きましょう。
まずは材料からです。
・米麹 200g~300g
・水 3合~4合分
たったこれだけです。
準備するもの簡単ですよね。
材料の量はあくまでも目安ですので、お好みに合わせて量を変えていただいて大丈夫です。
そして作り方も簡単です。
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まず、お米とお水を炊飯器に入れてお粥を炊きます。
炊きあがったら米麹を炊飯器に入れて、布をかけ、そのまま蒸らします。
そのまま麹が発酵するまで置いておきます。
この時の温度は、「50~60℃」くらいがベストです。
途中何度か かき混ぜてあげるとなおいいですね。
5時間ほどで発酵が終わりますので、あとはお好みの粒の大きさになるまでミキサーにかけ
れば完成です。
そのまま常温で飲んでもいいし、冷蔵庫で冷やして飲んでもとってもおいしいですよ。
手作りの甘酒は冷凍保存がおすすめ!
そて、手作りした甘酒んなんですが、一気に飲みきることはなかなか難しいですよね。
ましてや、この暑い季節です。
保存方法を間違えると、すぐに悪くなってしまいそうですよね。
飲みたい時に飲めればいいけど、出来上がるまでに時間がかかるのが難点です。
こんな時にお勧めしたいのが、ずばり冷凍保存です。
もちろん冷蔵庫でも保存できますが、甘酒は、栄養豊富なので菌も繁殖しやすいです。
なので、あまりお勧めはしません。
冷蔵庫の場合は、長くても「1週間」で飲みきるようにしましょう。
冷凍の場合は、甘酒の中の菌の働きを止めずに長く保存できます。
なんと、その期間は「約3カ月~半年」ほどです。
すごいですよね。
とはいえ、やはり冷凍でも冷凍焼けしてしまうと、せっかくの味や風味が落ちてしまうので、
早目に飲んでいただいた方がいいですね。
保存する際には、製氷機などで小分けにして、保存しましょう。
さいごに
あのあったかい甘酒が、実は昔は夏の飲み物だったなんて意外ですよね。
そんな甘酒は、炊飯器があればご家庭で簡単に作ることができるし、冷凍で長期保存できます。
たくさん作っておけば、いつでも美味しい甘酒を飲むことができますよ。
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今年の夏は、栄養満点な甘酒で暑さを乗り切っちゃいましょう!
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