成長し始めた頃のそら豆は、寒さにとても強いと言われています。
なので、この時期のそら豆を、冬の風に当てて冬越しさせると、
美味しく育ちますよ!
ここでは、そら豆を上手に冬越しさせる方法をお話していきます。
また、冬越し後のそら豆を、虫の被害から守るための方法につい
ても触れていきます。
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そら豆を冬越しさせる方法は?
そら豆を上手に冬越しさせるには、秋の終わり頃に種まきをするの
がベストだと言われています。
具体的な時期としては、10月末~11月中旬くらいが向いています。
ただし、南の方の温かい地域の場合は、10月中旬~11月末くらいの
時期に種まきをしてもOKですよ。
そして、苗の草丈が7~8cmくらいで、本葉が5~6枚になったら、
植え替えを行ってください。
11月中旬~12月初旬くらいに植え替えを行うと良いでしょう。
そら豆を上手に冬越しさせるには、この植え替えのタイミングが大切
なのです。
冬越し中に、そら豆の苗の草丈が15~20cmくらいになっているの
が理想です。
なぜかというと、苗がこのくらいのサイズになった時が、最も寒さに
強いからです。
これよりも大きく育っている場合は、寒さにやられやすいのです。
そら豆の栽培はアブラムシに要注意!? 冬越し後の虫対策
そら豆を冬越しさせる間は、害虫対策をして、虫に食べられない
ようにしなければなりません。
土や苗がジメジメしていたり、清潔感がなくなったりすると、虫が
寄り付きやすくなります。
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プランターで栽培している場合は、風通しの良い場所に置き、湿気
を予防しておきましょう。
さらに、枯れた葉やしおれてしまった葉を取り除いておくことも、
虫対策として有効です。
そして、仕上げに、プランターに敷き藁や不織布をかぶせて、虫が
入ってこないようにしましょう。
露地栽培の場合も、防虫ネットや不織布をかぶせておくと虫対策に
有効です。
さて、そら豆につきやすい虫の中でも「大敵」と言われているのが、
「アブラムシ」です。
アブラムシは、冬越しの時期ではなく、花が咲く春先にやって来ます。
この時期のそら豆の茎の先には、アブラムシが好む葉の汁がたっぷり
あるためです。
葉の汁をアブラムシに吸われてしまうと、ウイルスが広がり、そら豆
が枯れてしまいます。
アブラムシが付かないようにするためには、家庭で作れるスプレーが
効果的です。
オススメなのが、50倍くらいに薄めた米酢のスプレーです。
濃すぎると逆効果になりますが、適切な濃さのものを週1回スプレー
すると効果が期待できます。
また、せっけん水を薄めに作ったものをスプレーしても、高い効果が
期待できます。
さいごに
そら豆をすくすくと元気に成長させるためには、適切なタイミングで
種まき・植え替えをする必要があります。
寒さに強いそら豆ではありますが、風通しの良い清潔な環境で、冬越
しさせてくださいね。
また、冬を越した後の春先には、そら豆の天敵・アブラムシが付きや
すくなります。
なので、週に1回手作りの米酢スプレーを散布して、アブラムシ対策
も行ってください。
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