カメムシが洗濯物につくのは柔軟剤が原因?予防と対策について
2016/11/15
家事
洗濯日和だと、張り切って洗濯しちゃいますよね。
でも、取りこんでみると、「カメムシ」がくっついていて
ぎょっとした経験はありませんか。
洗濯物にカメムシがつかなくなる方法があるのでしょうか?
今回は、「洗濯物につくカメムシ」の予防と対策について
ご紹介します。
カメムシが洗濯物につくのは柔軟剤が原因?
秋から冬へと変わる季節は、「カメムシ」を発見しやすい時期です。
というのも、カメムシは、冬を越すための暖かな場所を探して飛び回るから
です。
また、春以降も気温が上がるので、カメムシも活動的になります。
そのため、晴れて暖かい日は、カメムシの活動日となり、発見する頻度が高
まります。
これで困るのが、洗濯物につく「カメムシ」です。
カメムシが洗濯物につく理由としては、次のようなことが
挙げられます。
● 白っぽいものに寄ってくる
● 洗濯物の適度な湿気を好む
また、「柔軟剤の良い香り」にも寄ってきます。
特に、フローラル系の香りを好むようです。
最近は、柔軟剤もたくさんの商品があり、香りも様々です。
お気に入りの香りがあるでしょうが、それは、カメムシも好きな香りかもしれません。
カメムシが洗濯物につくのを防ぎたい場合は、柔軟剤の使用を控えた方が良いかもし
れません。
カメムシを洗濯物につけない予防は?
虫が苦手な方は多いでしょう。
気分よく洗濯物を最後まで片付けたいのに、カメムシがついていたらそうは
いきません。
出来るだけ洗濯物に「カメムシ」をつけないためにはどうすれば良いの
でしょうか?
一番効果的なのは、洗濯物を「部屋干しする」です。
でも、天気が良い時は外で干したいですよね。
そこで、すぐに実践できる予防方法をご紹介します。
★良い香りの柔軟剤の使用を控える
カメムシは、良い香りを好むので、フローラル系の柔軟剤の使用を控えましょう。
★白っぽいものは部屋干しする
カメムシは、紫外線を反射しやすい色に寄ってくるので、白っぽい色の洗濯物だけ
を部屋干しすると良いでしょう。
★洗濯物を干す間隔を空ける
洗濯物を干す間隔を空けて、風が通るようにすると、洗濯物が早く乾き、カメムシ
がつきにくくなります。
★洗濯物を取り込む際は「カメムシ」がついていないかよく確認する
洗濯物を家の中に取り込む前に、「カメムシ」がついてないか確認しましょう。
★市販の忌避剤を使う
『カメムシいやよ~』などの市販のカメムシ忌避剤を使ってみるのも良いでしょう。
この『カメムシいやよ~』は、洗濯物の近くに吊るして使用します。
これは、濃厚なハーブ臭で「カメムシ」が寄ってくるのを防ぐものとなります。
ただ、カメムシの種類によっては効果が低いようです。
または、「カメムシ」が嫌う香りのアロマスプレーを使う方法もあります。
嫌う香りは、レモングラス・レモン・ユーカリ・ゼラニウム・ティートゥリー(※)
シトロネラなどです。
※「ティートゥリー」・・・(別名)ティーツリー、ティートリー
これらの香りで作ったアロマオイルを、物干し竿や網戸などにスプレーして使用
します。
残念ながら、これらの方法で100%防ぐことは出来ません。
ですがが、発見する回数を減らすことには役立ちますので、ぜひお試しください。
カメムシが洗濯物についていた時の対策は?
洗濯物に「カメムシ」を発見したら、ぎょっとしますよね。
ですが、慌てずに払い落としましょう。
洗濯物を降って落ちる場合もありますが、落ちない時は、不要なチラシなど
の紙で払い落とすようにすると、臭くならずに取り除くことが出来ます。
また、ガムテープにくっつけて取ることも有効な手段です。
この場合は、ビニールタイプのガムテープを使い、臭いが漏れないようにカメム
シを隙間なく包んで捨てましょう。
▼ カメムシを多く見かけると気になるのが、あの噂・・・
カメムシの発生は、気象と関係しているのでしょうか?
『カメムシが大量発生すると雪が多い?発生時期と活動する気温は?』
さいごに
「カメムシ」は、噛んだり刺したりするわけではありません。
ですが、あの ”臭い” はたまりませんよね。
その臭いため、嫌われ者です。
出来れば、洗濯物につくことなく、人から離れた自然の中で過ごして
ほしいものです。
虫嫌いからの勝手なお願いですが・・・
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