日本では、新盆を迎えると、その家の親戚が提灯を贈るのが風習のように
なっています。
でも、自分が提灯を贈る側になった場合、わからないことがたくさんあり
ますよね。
そこで、贈る時期や相場など、新盆に贈る提灯に関する知識をまとめました。
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新盆の提灯はいつ贈るのがよいのか?
新盆の提灯は、基本的に、お盆の前に届くように贈るのがマナーとなっています。
そのため、お盆が近づいた初夏以降に購入している人を多く見かけます。
しかし、それ以前の時期に贈っても問題はありません。
ですが、新盆の提灯は、結構サイズが大きいということが特徴です。
どうしても場所を取ってしまいますよね。
そのようなものを、あまりにも早い時期に贈ってしまうと、迷惑になる可能性も!
かと言って、お盆ギリギリの時期に贈るのもよくないでしょう。
そのため、お盆の1~2週間前に提灯が届くようにするとよいでしょう。
但し、お盆の時期は、相手が住んでいる地域によって違います。
そのため、相手の地域のお盆が、”7月” なのか ”8月” なのかを、事前に知っておく
必要がありますね。
新盆の提灯はどのようなものを選んだらよいのか?
親戚に新盆の提灯を贈る時は、基本的に、柄のあるものを選びます。
柄のあるちょうちんであれば、どのようなものを贈っても構いません。
なので、自分で「これはいいな」と感じたものを選んでくださいね。
但し、絶対に選んではいけないものが1つあります。
それは、無地の白い提灯です。
このタイプの提灯は、新盆を迎える家で用意することになっています。
ですから、無地の白い提灯だけは選択肢から外してくださいね。
相手が新盆の提灯を辞退したらどうする?
最近は住宅の事情で、「家に提灯を置くスペースがない」という人も多い
ようです。
そのため、相手側から、新盆の提灯を辞退してくるケースも増えています。
もしこのようなケースに遭遇したら、提灯を贈ることは控えましょう。
「遠慮しないで」と、強引に贈ったりしてはいけません。
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その代わり、気持ちとして、現金を贈るようにするとよいでしょう。
新盆の提灯を贈る場合の相場は?
新盆の提灯と言っても、色々な種類があります。
リーズナブル価格のものから、高級感ある伝統工芸品まで様々です。
では、親戚に贈る場合の相場はどの程度になるのでしょうか。
多くの場合は、1~2万円台くらいが相場です。
又、相手が提灯を辞退した時に包む現金も、同じくらいの金額が相場です。
但し、現金の場合は、偶数の金額は嫌われることが多いです。
そのため、1万円を包むという人も多いようです。
さて、「お世話になったから、高価な提灯を贈りたい」という人もいますよね。
しかし、3万円を超えるような高価なものは避けた方がよいでしょう。
逆に相手に気を遣わせてしまいかねないからです。
なので、感謝の気持ちは心に留め、相手の負担にならない金額の提灯を贈ってくださいね。
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さいごに
新盆の提灯は、お盆の月の初旬くらいに、相手の元に届くようにするのが理想です。
また、親戚には、絵柄のついた1~2万円台のものを贈るのが一般的です。
あまりにも高価なものを贈ると、相手の負担になるので、それは避けてくださいね。
受け取る相手に配慮しつつ、心を込めて提灯を選んでください。
その気持ちは、きっと天国の故人にも伝わるでしょう。
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