お盆のお供え どこまで仏壇の準備する?馬と牛や団子の意味は?

※プロモーション広告を利用しています

「お盆」は、日本の伝統的な行事です。
お仏壇へのお供えの準備はばっちりでしょうか?

各ご家庭で昔からの決まりがあったりと準備も
大変ですよね。

では、お仏壇へのお供えの準備はどこまですれ
ば良いのでしょうか?

また、きゅうりなどで作る馬や牛の意味をご存
知でしょうか?
団子をお供えする意味も知っておきましょう。

スポンサーリンク

お盆のお供え どこまで仏壇の準備する?

まずは、お盆の期間を見ておきましょう。

一般的には、8月13日~8月16日がお盆の期
間となります。

お仏壇などの準備は、前日までにしておくのが理
想的です。
遅くとも8月13日午前中に終わらせましょう。

さて、お盆の準備はどこまでするものなのでしょうか?

お盆の時期のお仏壇には様々なお供えがされます。
なので、お膳などを供えるための「盆棚(精霊棚)」
を準備されるご家庭が多いですね。
「盆棚」のかわりに、お仏壇の前に小さな机を用意するのでもいいでしょう。

盆棚には、「五供」をお供えします

★ 五供

「香」・・・お線香

「明かり」・・・ろうそくなどの

「花」・・・菊などのお花

「水」・・・お水

「食べ物」・・・お膳

▼ 関連記事
お盆のお膳についてはこちらの記事をどうぞ。
備える期間や並べ方などについてご紹介しています。

『お盆のお膳はいつからいつまで供える?いつ下げる?並べ方と料理献立』

お盆にお供えする馬と牛の意味は?

お盆には、「五供」のほかに、“きゅうりの馬”
“なすの牛”をお供えします。

スポンサーリンク

これらは、『精霊馬』と呼ばれるものですが、
お供えする意味をご存知でしょうか?

この『精霊馬』は、ご先祖さまの移動手段とし
て用意するものなのです。

“きゅうりの馬”は、お迎え用です。
「早く来てください」という意味で、「馬」を
用意します。

“なすの牛”は、お見送り用です。
こちらは、「ゆっくり帰ってください」という
意味が込められています。
また、供物を持って帰れるように、力の強い
「牛」を用意します。

お供えの向きですが、お迎えするときは、仏壇
に頭を向けます。
一方、送り出すときは、向きを逆にします。

『精霊馬』の作り方は簡単です。

まずは、きゅうりとなすを準備します。
馬や牛に見えるように、曲がったきゅうりやな
すがあるとバッチリです。

割り箸を足にする場合は、長さを半分にして、
きゅうりとなすにそれぞれ4か所刺したら出来
上がりです。

ところで、なぜ、きゅうりとなすなのでしょうか?

旧暦でのお盆1週間前にあたる「七夕」に、きゅ
うりとなすをお供えする風習があったようです。

また、きゅうりとなすが、この時期の旬の野菜で
あることによるようです。

たくさん収穫できることへの感謝の気持ちも込め
られていたのでしょうか。

お盆にお供えする団子の意味は?

お盆には、「団子」もお供えしますね。
お団子をお供えする意味は、次の通りです。

★「お迎え団子」

ご先祖様をお迎えするために供えるお団子

★「お供え団子」

ご先祖様が帰ってこられている間のお団子

★「送り団子」

ご先祖様をお見送りするためにお供えするお団子

「お迎え団子」と「お供え団子」は、あんこなど
の甘いお団子です。

「送り団子」は、何もつけない白いお団子が一般
的のようです。

これらのお団子は、地域によって違い、「おはぎ」
を供えるところもあるようです。
私の祖母の家では、期間中ずっと、「白いお団子」
をお供えします。
どんな団子をお供えすれば良いか分からなければ、
ご近所に聞かれてみるとよいでしょう。

さいごに

お盆の準備が大変ですが、日本の伝統を感じながら
過ごすこの時期は、やはり特別ですね。

ご先祖さまを敬う気持ちを大切にして「お盆」の準
備をすれば、ご先祖さまにも喜んでもらえるのでは
ないでしょうか。

スポンサーリンク

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!