もうすぐ『節分』です。
近年は、『節分』に「恵方巻き」を食べるご家庭が増えています。
「恵方巻き」は、” 福を巻き込む” ということで縁起の良い食べ物とされています。
この「恵方巻き」を食べる時のさまざまな ” 決まり” をご存知でしょうか?
すでに知っているという方でも、ご家族で楽しく食べるにはどうしたら良いのかと
悩むこともあるのではないでしょうか。
今回は、『節分』に食べる「恵方巻き」の正しい食べ方と、おかずを食べるタイミ
ングについてご紹介&ご提案いたします。
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恵方巻きを節分に食べるときの正しい食べ方とは?
もともと関西で『節分』に食べられていた「恵方巻き」ですが、このような地域では、
「丸かぶり寿司」などと言われています。
「丸かぶり」とついているように、太巻きなどの巻き寿司を ” 切らずにかぶりつく”と
いうのが、昔からの風習です。
そして、かぶりつく時は、” 恵方を向いて” 、” 無言で” というのが正しい食べ方となって
います。
このような正しい食べ方について詳しくみていきましょう。
●「切らずにかぶりつく」
” 切る” と「縁が切れる」ということで、切らずに食べます。また、口をつけたら、
そのまま口を離さずに食べるのが良いとされています。
●「恵方を向く」
その年の「恵方」を向いて食べることで、福やご利益を授かることができると
されています。
●「無言で」
願い事をするため、無言で食べます。
途中でしゃべってしまうと、福を授かれないといわれています。
「恵方巻き」は、このように食べるのが正しいとされています。
「恵方巻き」の基本は、”太巻き”とされていますが、” 太巻き” を切らずに口を離さずに
最後まで食べるのは、結構難しいですよね。
特に、子どもには無理でしょう。
子どもにとっては、細巻きでも、口のサイズからすれば太巻きに値するのではないでしょうか。
ですから、お子さんがいらっしゃる場合は、食べやすいサイズの巻き寿司を用意して、長さも、
食べれるくらいに切って出してあげると良いでしょう。
無理に食べて、のどに詰まるなどすると、トラウマになってしまうかもしれません。
こうなると、『節分』が嫌いになってしまうこともあるでしょう。
大切なのは、伝統行事の『節分』を楽しむことだと思うので、ご家庭に合わせた食べ方で
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「恵方巻き」を食べると良いでしょう。
▼ 関連記事
『恵方巻きを節分に食べるのはなぜ?具と食べるときの方角の意味とは』
節分の恵方巻きではおかずはいつ食べる?
『節分』には、「恵方巻き」の他にも『鰯(いわし)』を食べたりします。
また、まだまだ寒い季節ですので、温かいものが食べたいですよね。
では、このような「恵方巻き」以外のおかずは、いつ食べれば良いのでしょうか?
正しい食べ方からすると、まずは「恵方巻き」を食べてしまいます。
その後、おかずを食べることになります。
しかし、太巻きの「恵方巻き」1本を最初に食べてしまうと、それだけでお腹がいっぱいに
なり、おかずが食べられなくなりそうですよね。
それに、『七福神』にちなんで「7種類」の具材が巻き込んであったとしても、「恵方巻き」
だけでは栄養的には不足です。
ここからは、「家族で楽しく食べる」ためのご提案になります。
★ まずは、「恵方巻き」を食べます。
でも、ここでは、食べやすいサイズに切ったものを用意します。
普段の巻き寿司よりは、長さのあるもののほうが『節分』を感じられて良いかと思います。
大人でしたら、長さ10cm程度でしょうか。
お子さんの場合は、年齢に合わせて用意してください。
食べやすいサイズに切った「恵方巻き」を恵方を向いて、願い事をしながら食べます。
★ 残りの「恵方巻き」は、普段の巻き寿司のように切って、食卓に並べ、おかずとともに
いただきます。
温かいおかずと一緒だと、「恵方巻き」もより一層美味しく食べることが出来るでしょう。
▼ 関連記事
『恵方巻きに合うおかずと節分メニューは?味噌汁もお忘れなく!』
さいごに
今では、全国的に「恵方巻き」が知られるようになり、『節分』に「恵方巻き」を食べる
ご家庭が増えています。
伝統に沿った食べ方も大切ですが、「楽しい行事」とすることの方が重要ではないでしょうか。
ご家庭に合わせた食べ方で、美味しく、楽しく「恵方巻き」を食べてみてはいかがでしょうか。
今年も、健やかで幸せに過ごせますように☆
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