花粉の飛散が始まり、『花粉症』の方にとってはつらい季節となりますね。
『花粉症』の対策は、花粉が飛散する前から行うのがよいとされています。
しかし、今からでもできる対策があります。
それが、「食べ物」による対策です。
さまざまな「食べ物」の中でも「レンコン」は、『花粉症』の対策に効果が
あるとされています。
今回は、『花粉症』の対策として、「レンコン」と毎日の食事に取り入れや
すい「食べ物」、そして、「べにふうき緑茶」についてご紹介します。
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花粉症対策の食べ物はレンコン?!
『花粉症』の対策には、症状を引き起こす原因となる物質を抑える「食べ物」を
摂っていくことで、症状の改善が期待できます。
『花粉症』の症状は、「IgE抗体」によって引き起こされます。
この「IgE抗体」が「ヒスタミン」を生成し、鼻づまりなどの症状につながります。
「レンコン」は、「IgE抗体」の働きを抑える効果が強く、『花粉症』の対策には
もってこいの食べ物なのです。
では、「レンコン」の栄養について詳しくみていきましょう。
「レンコン」に含まれる栄養で、『花粉症』の対策に役立つ成分は、次の3つです。
★「ムチン」
・粘り気となる成分で、「IgE抗体」の働きを抑える効果があります。
・粘膜を保護・強化し、花粉などの侵入を防ぐ効果があります。
★「ポリフェノール」
・「ポリフェノール」の一種である「レンコン・フラボノイド」が豊富に含まれています。
「レンコン・フラボノイド」は、「IgE抗体」の働きを抑え、「ヒスタミン」も放出を
抑制する効果があります。
・抗炎症作用や抗菌作用もあります。
・「フラボノイド」は、抗酸化力が強く、少量でも効果を十分に発揮してくれます。
・「ポリフェノール」の一種である「タンニン」も含んでいます。
「タンニン」も「IgE抗体」の働きを抑える効果があります。
「タンニン」は、皮に多く含まれているので、皮ごと食べるのが効果的です。
・これらの「ポリフェノール」は、抗酸化力が強く、免疫力を高める働きがあります。
★「食物繊維」
・整腸作用があり、免疫力を高める効果があります。
また、「ビタミンC」も豊富に含んでいます。
『レンコン』の「ビタミンC」は熱に強いので、摂取しやすいです。
ただし、「ムチン」と「ポリフェノール」は、熱と水に弱いので、調理には気を付けないといけません。
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薄くスライスしたレンコンを、酢水に短時間さらして食べるのがおすすめです。
「ポリフェノール」は、水に溶けやすい性質から、吸収が早いので、効果が出るのも早いです。
摂取後30分程度で効果が出るとされています。
しかし、その効果は、2~3時間しか持続しません。
なので、継続して摂取することが大切です。
一日の摂取量は、40g程度でOKです。
皮をよく洗った『レンコン』をすりおろし、少量ずつ分けて冷凍しておくと、続けて食べやすくなる
でしょう。
冷凍したものは、湯に溶かして飲んだり、スープに混ぜて食べるとよいですよ。
花粉症対策にはこんな食べ物も!
『花粉症』の対策に役立つ『レンコン』のすごいパワーについてご紹介しましたが、
他にも、身近な「食べ物」で対策できます。
★玉ねぎ
★ブロッコリー
★納豆
★バナナ
これらの「食べ物」にも、「ポリフェノール」が豊富に含まれていたり、「ムチン」
が含まれており、『花粉症』対策に役立ちます。
バナナには、「ビタミンB6」が含まれており、抗アレルギー作用があるとされています。
これらの「食べ物」を、「レンコン」とあわせて摂ると、より効果的です。
花粉症対策に即効性が期待できるお茶は?
『花粉症』の対策に役立つ成分に「タンニン」があります。
この「タンニン」の一種である「カテキン」も『花粉症』の対策には有効です。
「カテキン」には、「ヒスタミン」を抑える作用があります。
「カテキン」は「緑茶」に多く含まれていますが、中でも「べにふうき緑茶」には、
「IgE抗体」を抑制する「メチル化カテキン」が唯一含まれています。
即効性があり、飲んで30分程度で鼻詰まりの改善などを実感できます。
効果の持続時間は、5~6時間です。一日に3回くらい飲むと良いでしょう。
「べにふうき緑茶」の味は、一般的な緑茶よりは渋みが強いですが、香り豊かで
美味しいです。
飲むときは、お湯で入れた温かいお茶を飲みましょう。
温かいものの方が効果的です。
「べにふうき緑茶」は、スーパーやドラッグストアー、コンビニ、インターネットで
購入できます。
さいごに
『花粉症』のつらい症状は、「食べ物」を効果的に摂取して軽減していきましょう。
「食べ物」による効果の程度は、人それぞれで異なります。
ご自分に合うものを取り入れていってください。
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症状が緩和されて、楽しい「春」を過ごせるとよいですね☆
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