台風で電車が止まるのはなぜ?止まる基準は風と雨量で決まっている?

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台風の影響で困るのが、電車が止まってしまう
ことです。
それも、早い段階で止まることも多いですよね。
これ、なぜなのかご存知ですか?

そして、何を基準に電車の運行を止めているの
でしょうか?

ここでは、意外と知らない台風と電車の関係に
ついてご紹介していきます。
台風の影響による電車運休の理由や運休になる
基準について見ていきましょう。

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台風で電車が止まるのはなぜ?

台風の影響で、なぜ電車はすぐに止まってしま
うのでしょうか?
   
実は、すぐ電車が止まってしまう理由は、1つ
だけではありません。
   

まずは、風の影響です。
   
強い風が吹くと、風にあおられて、電車の運転
がスムーズにいかなくなる恐れがあるからです。
もちろん、電車はある程度の強風に耐えられる
ようになっていますが、それでも限界があります。

また、風が強いと、線路内に、大きな木や電柱
が倒れてくる危険性もありますよね。

そのため、台風の時は、その影響を受けないよ
うに、まずは電車の速度を落として運転します。
そして、それ以上の強さの風になると、安全の
ために電車を運休としてしまうのです。

   

つぎに、土砂災害の被害回避です。
   
台風時は、大雨になることも多いです。
大雨となると土砂災害の危険性も高くなります
よね。

そこで、雨による土砂災害の被害を、できるだ
け受けないようにするために電車を運休にする
のです。

台風時は、ゲリラ豪雨と呼ばれる強い雨が降る
ことも多いので、線路内に大量の土砂が流れ込
んでくるリスクがあります。

また、強い雨によって、線路エリアの盛り土が
崩れることもあり、電車を支えられなくなる場
合もあります。

このような理由から、強い雨が降る台風時は、
電車が止まることが多くなるのです。

   

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台風で電車が止まる基準は?

強い風・強い雨を伴う台風時は、電車が止まる
ことが多いですが、それには基準があります。
   

まず、風の基準です。
   
電車を止めるのは、「風速25~30m」です。
   
これは、運行会社によって若干変わります。
ですが、風速25m以上になると、電車の運行
を見合わせることが多いようです。

   

つぎに、雨の基準についてです。
   
「時間雨量が30mm以上に達した場合」という
基準にしているところが多いようです。
   
「継続雨量が250~300mm以上に達した場合」
という基準に設定している運行会社もあります。

こちらも風の場合同様、その電車を運行してい
る会社によって、若干マニュアルが変わってく
るようです。

ただし、風や雨の基準が決まってはいますが、
その都度、臨機応変に対応することが多いよう
ですね。
危険性が高まると判断した場合は、基準に満た
なくても、念のため運行を止めることもある
のことです。
特に、土砂災害の危険性が高い山間部を走る電
車については慎重のようです。
なので、基準よりも早い段階で運休となる可能
性が高くなります。

   

通勤などで電車を使っている場合は、台風時の
電車運行は気になりますよね。
テレビなどの台風情報を見る際には、電車運休
の基準も意識してみると良いかもしれません。

   

さいごに

台風の影響で電車が止まるのは、強風によるあ
おりや、倒木などからの被害を未然に防ぐため
です。

また、大雨による土砂災害や線路内の盛り土の
崩壊から、電車を守るためでもあります。

台風時に電車の運行を止める基準は、電車を運
行している会社ごとにマニュアルがあります。

ただ、最近は台風が多いため、基準に満たない
場合でも、早めに運行を止めるというケースも
増えているそうです。

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