エルニーニョ発生で暖冬や冷夏に!?原因は?台風にも影響する?

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ニュースなどで聞く「エルニーニョ」という
言葉。

この「エルニーニョ」とは、どのような現象
で、何が原因で起きるのでしょうか。

また、「エルニーニョ」は、夏や冬の気候、
台風などにも影響すると聞きますが、本当で
しょうか。

ここでは、気になる「エルニーニョ」の原因
や、その影響についてまとめました。

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エルニーニョ発生で暖冬や冷夏に!?原因は?

まず、「エルニーニョ」とは、どのような
なのかを見ていきましょう。
   

「太平洋の赤道周辺の日付変更線エリアから
南米沿岸までの海の水温が、1年以上上がっ
た状態」

   
この状態が「エルニーニョ現象」です。

   

エルニーニョの大きな原因は、今問題になっ
ている地球温暖化です。
   
地球温暖化が続くと、海の水温も上昇してし
まいます。

   

さて、このエルニーニョは、極端な暖冬や
冷夏の原因にもなります。
   
エルニーニョによって、先ほどお話したエリ
アの海水温が上がると、気圧が変わってきま
す。
   
その結果、冬に、水蒸気がたくさん発生して
積乱雲ができやすくなり、低気圧になります。
   
その影響で、偏西風が吹くエリアがずれ、日
本全体に温かい空気が流れ込んできて、暖冬
になるのです。
   

一方、夏には、北に押し上げられるはずの偏
西風が滞り、空気の循環が鈍くなります。
   
その結果、この時期に強いはずの太平洋高気
圧が弱まってしまい、その影響で冷夏になる
傾向があります。

   

エルニーニョが台風に影響?

エルニーニョは、近年発生が増加している
台風にも影響すると言われています。
   

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では、なぜエルニーニョが台風に影響を及ぼ
してしまうのでしょうか?
   

エルニーニョが確実に台風への影響があるか
どうかは、実のところわかっていません。
   
ですが、エルニーニョが発生している時は、
台風が最も多い時期の発生数が減っている
いうデータがあるようです。
台風が最も多い時期とは、7~9月の台風
シーズンですね。
   

このようになる原因も明確にはわかっていま
せんが、積乱雲の減少が原因ではないかと言
われています。
   
エルニーニョが発生すると、積乱雲ができや
すくなる地域と、できにくくなる地域がある
ようです。
   
その中でも、日本は、「積乱雲ができにくい
地域」に入っているようで、その関係から、
台風が減ると言われているのです。
   

また、エルニーニョが発生した時に起きる
台風は、規模がかなり小さいケースが多い
のも特徴です。
   
この場合、「非常に強い」「猛烈な」といっ
た台風は起きていないと聞きます。
   

エルニーニョと言うと、異常気象の代名詞的
な存在ですよね。
   
でも、台風のことだけを切り取って見てみる
と、あながち悪いことばかりではないのかも
しれませんね。

   

さいごに

エルニーニョが起きると、海の水温が上がり、
風や気圧に大きな影響を及ぼします。
   
その結果、日本では、暖冬・冷夏が続き、
「異常気象」と呼ばれるようになります。
   

しかし、エルニーニョが発生すると、日本で
は積乱雲が減少するので、台風が減る傾向が
あります。
   
そして、その台風の規模も比較的小さめなの
で、台風の被害を受けるリスクは減ると言え
るでしょう。

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