きのこは、1年中スーパーなどで購入できるので、料理にもよく使う
食材ですよね。
なかでも、「しいたけ」は、食卓にはかかせませんよね。
ですが、「しいたけ」って、上手に保存しないとすぐに傷んでしまい
ます。
そこで、「しいたけ」の上手な保存方法について見ていきましょう。
さらに、「しいたけは干すといい」って聞いたことありますよね。
これ、本当のところはどうなのでしょうか?
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きのこの保存でしいたけは?
きのこ類は、基本的にそのままでは長く保存できません。
” そのまま” というのは、「常温保存」のことです。
きのこ類のなかでも、特に「しいたけ」は、常温保存に向きません。
常温に置いておくと、「しいたけ」に含まれているメラニン色素によって、
傘の裏側が黒く変色してしまいます。
このような状態になると、風味も劣り、食感も悪くなります。
では、「しいたけ」は、どのように保存するのがよいのでしょうか?
冷蔵庫で保存する場合は、湿気に気を付けましょう。
「しいたけ」は、湿気を嫌います。
なので、保存する場合は、キッチンペーパーで包みましょう。
そして、軸を上にしてポリ袋に入れてから、冷蔵庫で保存します。
保存期間は、1週間~10日程度です。
冷蔵保存よりもおすすめなのが、冷凍する方法です。
きのこ類は、冷凍保存ができます。
ただ、冷凍すると食感が悪くなるので、冷凍保存に向かないきのこもあります。
ですが、「しいたけ」は、冷凍に向いています。
というのも、「しいたけ」は、冷凍すると、旨みが増すのです。
食感も気になりません。
おすすめの冷凍方法をご紹介します。
まず、濡らしたキッチンペーパーで汚れを拭き取ります。
そして、食べやす大きさにカットするか、薄くスライスします。
これを、ジップロックなどの保存袋に入れて、冷凍庫で保存します。
料理に使う時は、凍ったまま使えます。
冷凍保存の期間は、約1ヵ月です。
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しいたけの保存は干すのが正解!?
「しいたけ」を長期保存するなら、冷凍保存がおすすめとご紹介しましたが、
実は、「しいたけ」をより美味しく保存する方法があるのです!
それは、「干す」という方法です。
天日で干した「しいたけ」、つまり「干ししいたけ」は、旨みがぐっと凝縮さ
れているのです。
購入して使い切れない「しいたけ」は、数時間でも天日干しすると、傘の裏の
変色を緩やかにしてくれます。
ですが、ある程度しっかり天日で干す方がおすすめです。
保存期間も長くなりますし、何より、旨みと栄養が増します。
「しいたけ」には、『エルゴステロール』という成分が含まれており、これが、
紫外線を浴びると、『ビタミンD』に変わります。
そして、『食物繊維』や『カリウム』も10倍近くアップするのです。
しいたけを長期保存できる干し方と保存方法は?
では、「しいたけ」の干し方と保存方法をご紹介していきます。
「しいたけ」は、そのままでもいいですし、薄くスライスして干してもよいです。
日光が当たる風通しのよい場所で干します。
② 5~7日程度干します。
(スライスの場合は、3日程度)
③ ジップロックなどの保存袋などに入れて、常温で保存します。
保存期間は、2ヶ月程度です。
このように、「干ししいたけ」って、ご家庭でも簡単に作れます。
お店で買うと、結構いいお値段がしますよね。
お得に購入できる時にちょっと多めに買って、「干し」ておいてもいいですね。
さいごに
常温保存では傷みやすい「しいたけ」。
冷蔵保存もできますが、冷凍すると、上手に保存できます。
さらにおすすめなのが、「干す」という保存方法です。
「しいたけ」は、干すと、旨みと栄養がアップします。
そして、長期保存に最適なのです。
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