夕顔はどんな野菜?ひょうたんとの違いはなに?旬はいつなの?

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夕顔

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夏の夕方に白い花を咲かせる「夕顔」。

この実が夏野菜であることをご存知でしょうか?

今回は、「夕顔」という野菜についてご紹介します。

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夕顔はどんな野菜?

「夕顔」とはどんな野菜なのでしょうか?

「夕顔」とは、ウリ科の植物です。実の形によって細長くなった
「長ユウガオ」と、丸みを帯びた球状の「丸ユウガオ」とがあります。

原産地は、北アフリカまたはインドで、日本でも古くから栽培され
ていたようですが、詳細は不明のようです。

大きな果実を実らせるのが特徴で、表皮は固めですが、それほど厚
くありません。果肉は真っ白で、肉質は緻密でクセがありません。
中心部に綿上の部分があり、ここに沢山の種が詰まっています。
この果肉を細長い帯状に剥いて加工したものが「かんぴょう」で、
巻き寿司などに使われています。

また、ウリ科ではありますが、香りはあまり強くありません。

※朝顔・昼顔などは、いずれも「ヒルガオ科」の植物であり、
「夕顔」は、これらと直接の類縁関係はありません。

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夕顔とひょうたんの違いは?

「夕顔」と「ひょうたん」とは同一種です。
食用にするため、苦み成分『ククルビタシン』の少ない品種が
「夕顔」です。

「ひょうたん」は、外側の皮だけを乾燥させて容器として用い
られ、食用ではありません。
そして、中央部にくびれのあるものが一般的に「ひょうたん」
と称されています。現在では、観賞用に栽培されることが多い
です。

また、「夕顔」には、接ぎ木栽培用の台木用に栽培されている
品種などの食用外のものもあり、これらは『ククルビタシン』
を多く含む実を付けるものがあります。
また、まれに食用品種にも、『ククルビタシン』を非常に多く
含むものが混じって流通することがあります。この苦味は、
嘔吐や下痢などの食中毒を引き起こすことがあり、ゴーヤに
比べて苦味の強いものは食さないように注意する必要があります。

夕顔の旬はいつ?

では、「夕顔」の産地と旬についてご紹介します。

★主な産地

栃木県が全国の90%以上を占めています。

滋賀県も古くから干ぴょうが作られ、生産量は少ないですが、
特産となっています。

★収穫時期と旬

「夕顔」は、ウリ科の野菜なので、収穫時期は、7月~9月と
なります。

「夕顔」は、この時期が旬となる夏野菜です。 

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まとめ

「夕顔」は、地域によっては、あまり馴染みのない野菜ですが、
「冬瓜」のようなあっさりした味わいは、暑い夏には適してい
るのではないでしょうか。

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