長時間のデスクワークによって、ひどい腰痛に悩んでいる人が増えています。
でも、長時間椅子に座り続けることで、なぜ腰痛になってしまうのでしょうか?
そこで、長時間のデスクワークが腰痛に繋がる原因についてお話していきます。
そして、オフィスで簡単にできる腰痛を予防&改善する方法もご紹介します!
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腰痛の原因は姿勢にあり!?デスクワークでの姿勢は大丈夫?
一見ラクそうに感じられる「椅子に座り続ける」という状態。
でも、この状態が長時間となることを考えてみると、「長時間同じ姿勢でいる」ということ
ですよね。
しかも、仕事中はずーっと前のめり姿勢のまま、パソコン画面とにらめっこ。
その結果、どうしても ” 猫背 ” になってしまいます。
実は、この ” 猫背 ” こそが腰痛の大きな原因の1つなのです!
” 猫背 ” になると、上半身の重みを全て腰で支えなければならなくなります。
これでは当然、腰にとっては大きな負担ですよね。
しかも、それが長時間続くとなるとどうでしょう・・・
当然、腰は悲鳴を上げてしまいます!
また、猫背のまま長い時間を過ごすと、” 体が歪み ” ます。
これも、腰痛の原因です。
” 体が歪む ” ということは、「体が曲がったまま固定されてしまう」ということ。
この歪みが、腰にバランスの悪い負荷をかけます。
その結果、慢性的な腰痛が起きやすくなります。
さらに、長時間椅子に座り続けて、全く動かない状態が続くと、” 筋肉が固まり ” ます。
” 筋肉が固まる ” と、体を少し動かしただけでも腰に大きなダメージになります。
その結果、ぎっくり腰などを引き起こしやすくなるのです。
腰痛は姿勢をチェック!予防と改善法
デスクワークからは逃れられない、私たち現代人。
「それじゃ、腰痛になるのも仕方ない」と諦めたくなりますね。
でも大丈夫!
腰痛は、日頃の生活の中で予防することができるのです!
それには、オフィスでの習慣を、ちょっとだけ変えてみることが必要です。
さて、その方法とはどのようなものなのでしょうか。
まず1つめは、「1時間~1時間半おきに立ち歩く」ということです。
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立ち上がって歩けば、否応なしに違う姿勢になります。
また、歩くことで血行が促進され、筋肉が固まってしまうことを防ぐことができます。
ただ、仕事中に意味もなく歩き回ることはできませんよね。
そこで、時間を決めてトイレに行くようにすることをオススメします。
あるいは、時間を決めて、飲み物を取りに行くというのもいいですね。
ちょっとした用事を作って立ち歩くようにすれば、人目が気になることもなくなるでしょう。
2つめは、「1時間~1時間半おきに、腰を動かす体操をする」ということです。
体操と言っても、本当に簡単なものです。
椅子に座ったまま、腰だけを前後・左右に動かすだけの体操です。
この体操は、腰よりも、骨盤を動かすことを意識すると効果的です。
前後・左右に動かすたびに、「骨盤が動いている」ということを感じながら行いましょう。
これは、オフィスだけでなく、自宅でくつろいでいる時にもできる体操です。
おやつをつまみながら、気軽にやってみてください。
これなら、運動が苦手な人でも、毎日取り組めるのではないでしょうか。
では、実際に腰痛が起きてしまった場合は、どうしたらよいのでしょうか?
この場合は、早めに病院(整形外科等)に行くことをおすすめします。
自力で治そうとすると、かえって悪化してしまうことがあるからです。
専門医の治療と指導を受け、できるだけ腰に負担をかけない生活を心掛けてくださいね。
さいごに
長時間のデスクワークをしている方なら誰もが、腰痛のリスクを抱えています。
しかし、日頃から予防していれば、腰への負担を減らすことができます。
腰痛が起きてしまってから慌てるのではなく、日頃の予防が大切です。
また、予防とともに、できるだけ正しい姿勢で座るように意識することもポイントですよ。
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