「母の日」にお子さんからプレゼントをもらえると、
照れくさい気もしますが、やっぱりうれしいものです。
お子さんの気遣いが詰まったプレゼントですから、いつまでも
大切にしたいですよね。
しかし、管理が大変なプレゼントもあります。
それは、花の鉢植えです。
今回は、「母の日」にプレゼントとして人気がある「カーネーション」の
鉢植えの育て方と管理についてご紹介します。
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母の日にプレゼントされたカーネーション鉢植えの育て方は?
素敵にラッピングされた「カーネーション」の鉢植えをもらった場合、
そのまま飾っておくことが多いのではないでしょうか?
ラッピングされているままの方がインテリアにも合いますよね。
しかし、そのままでは、長持ちしない原因となります。
「カーネーション」は、湿気を嫌います。
ラッピングされているままだと、蒸れて、根腐れしやすくなります。
ですから、プレゼントとしてもらったら、すぐにラッピングを外しましょう。
そして、鉢底の水を捨てて、たっぷりとお水を与えてください。
出来れば、早いうちにひとまわり大きな鉢に植え替えると、花を長く楽しめます。
プレゼント用の「カーネーション」の鉢植えは、根がきつい状態になっています。
その状態のままでは、根がそれ以上伸びることができなくなり、花がきれいに咲
いてくれなくなります。
鉢に植え替える場合は、市販の培養土を用意し、根鉢の周りを埋めるようにして
土を足してください。
植え替え後は、水をたっぷりと与えてください。
植え替える際に地植えにしてもよいですが、「カーネーション」は、高温多湿が
苦手です。
また、花に水がかかると傷んでしまいます。
もらった頃は、特に花がたくさん咲いているので、水がかからないように気を付け
なければなりません。
このようなことから、簡単に移動させることができる鉢植えの方が管理しやすいで
しょう。
★育てる際のポイント
◎ラッピングはすぐに外す
◎最初に水をたっぷり与える
◎ひとまわり大きな鉢に植え替える
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母の日のカーネーション鉢植えの管理は?
鉢植えの「カーネーション」は、長く楽しむのは難しいとされています。
それは、高温多湿に弱いので、日本の気候に合わないためです。
しかし、上手に管理すれば1年は楽しむことができます。
では、管理の方法をご紹介します。
★置き場所
◎日当たりがよく、風通しのよいところ
「カーネーション」は、日当たりのよいところを好みます。
特に、つぼみは、日が当たらないと咲きません。
ただし、寒さには比較的強いですが、暑さには弱いです。
25℃以上になる日は、半日陰に置いてください。
★水やり
◎多湿は根腐れの原因となります
土の表面が乾いたら、土に水を与えます。
鉢底から水が出てくるくらいしっかりと与えます。
水やり後に鉢皿に水がたまっている場合は捨てておきます。
花に水がかからないように気を付けましょう。
★肥料
◎花を次々に咲かせるには肥料が必要です
花を次々と咲かせるには、肥料が必要となります。
花が咲き続ける9月頃まで定期的に肥料を与えましょう。
液体肥料なら、10日に1回の頻度で与えます。
化成肥料なら、1か月に1回程度です。
★その他
◎枯れそうな花やつぼみは早めに摘み取りましょう
たくさんの花を咲かせるために、枯れそうになった花やつぼみはこまめに摘み取りましょう。
こうすることで、花に養分がいき、たくさんの花を咲かせてくれます。
つぼみの中には、咲かないものがあります。
触ってみて、スカスカのものや、色が付いていないつぼみは咲きません。
このようなつぼみも摘み取っておきましょう。
さいごに
「カーネーション」は、『母の日』の定番のお花です。
『母の日』にぴったりの花言葉を持つお花ですが、古代ギリシャでは神への献花として使われて
いたそうです。
そのため、「神の花」とも呼ばれていたとのことです。
このような素敵なお花をプレゼントしてもらえるのは本当に幸せなことですね。
感謝の気持ちを込めて、大切に育てて、少しでも長く楽しんでください。
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