半夏生の花言葉と特徴|白くなるのはなぜ?育て方と管理方法!

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「半夏生」は、最近よく見聞きするようになった『半夏生』という日とも関係ある植物です。

今回は、「半夏生」の花言葉と特徴、そして育て方についてご紹介していきます。
「なぜ白くなるのか?」ということもお話していきます。

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半夏生の花言葉と特徴|どんな花?

『半夏生』は、「雑節」のひとつで、梅雨の終わりごろを指します。

この頃は、”「半夏生」の花が咲く時期 ”でもあります。
このため、『半夏生』という日にこの植物が関係しているという説があります。

   

では、その「半夏生」とはどんな植物なのでしょうか?

   

花言葉 : 『 内に秘めた情熱 』『 内気 』

これらの花言葉は、葉っぱが白く変化するところからつけられています。

   

「半夏生」は、「ドクダミ科 ハンゲショウ属」の多年草です。

別名は、「三葉白草(カタシログサ)」です。
「半化粧」とも表記されます。

   
開花時期は、6~8月です。

   
葉は、細長い卵形をしています。
上部の葉の脇から、長さ10~15センチくらいの穂のような形をした総状花序を出します。
この総状花序に白い小花をたくさんつけるのです。

※総状花序・・・柄のある花が花茎に均等につく

花期になると、上部の葉の表面が白く変色します

このように、葉が白くなるので、「半化粧」とか片白草(カタシログサ)と呼ばれる由来となっています。

花は独特の香りを持ち、葉や茎は、傷をつけるとドクダミのような香りがします。

   

※半夏生は漢方薬に用いる薬草ですが、生食すると局部的に強烈な毒作用を発します。
 ひどい場合は、呼吸困難に陥ることもあるようなので、口にしないよう気を付けてください。

   

ちなみに、「半夏」という植物もあります。
こちらは、「烏柄杓(からすびしゃく)」という別名があり、サトイモ科の植物となります。

   

半夏生の花|白くなるのはなぜ?

「半夏生」は、花が咲くころになると、葉が白く変化します。

「半夏生」は、虫媒花(ちゅうばいか)です。
虫媒花の植物は、虫によって受粉をします。
そのため、虫をおびき寄せる必要があるのです。

「半夏生」は、葉が白くなることで、目立ちやすくなります。
これで、虫が寄ってきやすくなるのでしょう。

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そして、花期が終わると、葉の色は緑色になります。

何とも不思議な植物ですね。

   

半夏生の花の育て方と管理方法は?

つづいて、「半夏生」の育て方管理方法をご紹介します。

   

★ 植え付け・植え替え

2~3月に植え付けや植え替えをします。
   
土は、一般的な赤玉土でも育ちますが、粘土質のもののほうがよく育ちます。
   
植え付け時には、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおきます。

鉢植えの場合の植え替えは、根詰まりしている場合に大きめの鉢に植え替えましょう。

   

★ 日当たり・置き場所

「半夏生」は、日当たりの良い湿潤地を好みます。

半日陰でもOKですが、日によく当てたほうが丈夫に育ち、葉の白斑もきれいに出ます。

   

★ 水やり・肥料

「半夏生」は、乾燥を嫌います。

地植えの場合は、湿り気の多い環境が適しています。
なので、常に土が湿っているように水やりをしましょう。
   
鉢植えの場合は、受け皿に常に一定水位にためておきます。

   

追肥は、地植え、鉢植えともに、春に、緩効性化成肥料か固形の油粕を土中に混ぜ込みます。

鉢植えの場合は、その後、1か月に1回程度、緩効性化成肥料を施します。

窒素肥料が過剰になると蕾が付かず、白い斑も出ないので注意してください。

   

半夏生 花 育て方

   

★ かかりやすい病気・害虫
   
丈夫な植物なので、病気や害虫の心配はほとんどありません。

   

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さいごに

『半夏生』のころに咲く「半夏生」。
   
花期には、葉が白くなり、花が終わるとまた緑色に変化する不思議な植物です。
   
丈夫な植物なので、育てるのはわりと簡単です。
   
「半夏生」の変化を楽しみながら、季節の移り変わりを感じられそうですね。

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