台風上陸するとはどういう意味?「猛烈」の定義・再上陸&通過

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2023年5月に「猛烈な」台風2号が発生しています。影響が気になるところですが、「猛烈」ってどれくらいなのでしょうか?

そして、「台風が上陸する」などの台風に関しての明確な定義についてもお伝えします。

また、上陸後の勢力や上陸後の影響・台風通過・再上陸についても見ていきましょう。

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台風が上陸するとはどういうこと?

近年では、「迷走台風」や「逆走台風」など、「なにそれ?」と思う事も多くなりましたね。

台風による被害も多いので、台風情報は気になります。
そんななか、よく耳にするのが、「台風上陸」や「接近」などの台風に関する用語です。

目に見えない「台風」が上陸するとは、いったいどういうことなのでしょうか?

 

「台風上陸」の定義は、

『台風の中心が、北海道・本州・四国・九州の海岸に達した場合』

となっています。

 

つまり、『台風が上陸する』とは、「台風の中心」が ” 本土 ” の海岸に到達したことを意味します。
 
「台風の中心」とは、「中心気圧が最も低い地点」のことです。
「台風の目」がある場合は、そこが「台風の中心」となります。

 

そして、” 本土 “以外の沖縄などの島には、台風が「上陸」することはありません

これは、台風が陸地を通過した距離が短いので、その場合は「上陸」とは言わないためです。
沖縄などの場合は、「通過」という言葉が使われます。
そのため、台風の影響を受けやすい沖縄の「台風上陸数」は「ゼロ」なのです。

沖縄の他、小さな島や半島を短時間で通り過ぎて海上に出る場合「台風通過」といいます。

ですが、「台風の接近」は、やはり、沖縄は多くなっています。

ちなみに、「台風の接近」は、台風の中心から半径300km以内にある地点や地域が入ることです。

 

台風が近づくと、交通機関が乱れることも多くなります。
仕事をされている方にとっては、台風の進路はとても気になりますよね。

 
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『台風の目の定義とは?目の中は晴れてる!?通過するとどうなる?』

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台風が上陸すると影響は?

「台風が上陸するかも」と思うとドキドキしますが、上陸するとどのような影響があるのでしょうか?

 

「台風」は、” 温かく湿った空気” を吸収して、勢力を強めていきます。

南の海上には、この” 温かく湿った空気” がたっぷりあります。

 

このような海上を通過しながらパワーをため込んだ台風は、接近時から雨や風が強くなります

そして、台風が上陸すると、台風の中心付近は風が最も強いので強風が吹きます。

 

台風の空気の渦は、時計回りです。
このため、台風の進路の右側では、雨もさらに強くなり、高潮にも注意が必要になります

ただし、「逆走台風」の場合は、台風の空気の渦が反時計回りです。

多くの台風は、西から東方向に進みますが、「逆走台風」は、東から西方向に進みます。
なので、通過直後から南風が強まったりします。

 

台風発生のニュースを聞いたら、上陸する前から災害への備えが大切です。
接近時からの雨により、地盤がゆるみ、上陸によるさらなる大雨で土砂災害が起こりやすくなる場合もあります。

交通機関も乱れることが多くなるので、仕事をされている方は、台風の進路に気を付けましょう。

 

また、台風接近から上陸までは、強風&大雨になることが考えられます

このような時は、出来るだけ外出を控えたほうが良い状況です。
家の周りの片づけなどの台風対策は早めにしておきましょう
 

最近は、「超大型の台風が接近」などといわれ、「超大型って、どれくらい?」と話題になります。
それが想像したほどでないと、「そのわりには大したことなかったわ」となることもあります。
しかし、被害が出てからでは遅いので、やはり、早めの対策をしておく方が良いでしょう。

 

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「猛烈」な台風とはどれくらい?

毎年、「猛烈」とか「非常に強い」といった大型の台風が発生しています。

では、「猛烈」な台風ってどれくらいなのでしょうか?


「猛烈」な台風とは、「最大風速が54m/秒(105ノット)以上」と区分されています。


このように、台風の強さは、最大風速で分けられています。

ちなみに、「非常に強い」は、「最大風速が44m/秒~54m/秒未満」とされています。

 

2023年5月に「猛烈」な勢力となっている「台風2号(マーワー)」。

5月25日の時点で最大風速が55m/秒となっています。

中心気圧は、920ヘクトパスカルとなっています。

この台風の中心気圧も強さの目安にはなります。

ですが、台風の強さは、前述の通り、最大風速で区分されています。

とはいえ、920ヘクトパスカルって、結構気圧が低いですよね。

気圧が体調に影響しやすい方は、気圧の変化に注意が必要かもしれません。

 

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台風は上陸後はどうなる?弱まる!?再上陸とは

「台風」は、” 温かく湿った空気” である海水温が上がって蒸発した水蒸気をエネルギーとしています
 
台風が上陸すると、陸地を通るため、エネルギーとなる水蒸気が少なくなります
そして、山などとの摩擦が生じるので、「台風」の勢力は、上陸後は弱まる場合が多いです。
また、日本上空の気流の影響を受けて、通過するスピード速くなります。

 

一度上陸した台風が、「再上陸」することもあります。

「台風が再上陸する」とは、本土に上陸した台風がいったん海上を通過し、その後本土に再び上陸することです

 

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▼ 雨風が強いと買い物も控えたいですよね。
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さいごに

台風の強さは、最大風速で区分されています。

そして、「台風が上陸する」とは、” 本土の海岸に台風の中心が達した”ことをいいます。

「台風」の進路は、なかなか予想通りとはいきません。
「接近」や「上陸する」恐れがある場合には、早めに台風対策をしておくと安心です。
できれば、雨が降り出す前にしておきたいですよね。

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