台風での頭痛には気圧が関係!?効果的に対処するにはどうすれば良い?

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梅雨が明けたと思ったら、次は台風が多くなる時期となります。
家周りの台風対策も大切ですが、体調にも気を付けたいときです。
特に、頭痛持ちの方は、台風接近で症状がひどくなるなんて事がありませんか?
今回は、「台風と頭痛」についてご紹介します。

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台風での頭痛には気圧が関係!?

台風が近づいてくると、「頭痛がする」「頭痛がひどくなる」といった症状はありませんか?
このような症状があれば、『低気圧頭痛』かもしれません。

『低気圧頭痛』は、気圧の変化によって起こります。

台風が接近してくると、気圧は、次のように変化します。

(台風前)気圧は高い → (台風通過)気圧は低くなる → (台風通過後)気圧は高くなる

気圧が低い「低気圧」は、身体に様々な影響を与えます。

★人体への外圧が弱まり、血流やリンパの流れが低下する

高気圧の状態では、外圧がしっかりとかかることで、血液などの流れが安定します。

しかし、低気圧の状態では、外圧が低下し、血管が膨張してしまいます。
これにより、頭の神経を圧迫することとなり、頭痛が起きる原因となります。
飛行機に乗った時にも、上空では気圧が低いので、同じような状態になります。

血流などの循環が悪くなっているので、頭痛の他にも、吐き気、めまい、肩こりなどの症状が出ることもあります。

★気圧や酸素濃度の変化により、自律神経のバランスが乱れる

耳の奥の「内耳」という器官が、気圧の低下を感知すると、「副交感神経」が過剰に反応し、血管を拡張させます。

また、低気圧では、上昇気流の影響で、地上の酸素濃度が低くなります。
酸素濃度が大きく変化するわけではありませんが、少しの低下により、自律神経に影響を与える場合があるようです。

▼こちらの記事もご参考になさってください。
『台風で喘息が悪化する?その影響から喘息の子供を守る対策は?』

台風の頭痛に効果的な対処法は?

頭痛がひどいと、仕事をするのも家事をするのもつらいですよね。
でも、どちらも休むわけにはいきません。

では、どうすれば良いのでしょうか?

★頭痛で痛む部分を冷やす

「低気圧頭痛」は、低気圧によって、血管が拡張することで起きるので、
患部を冷やすことで、血管が収縮して痛みを和らげることができます。

頭痛がひどい時の入浴は避けた方が良いでしょう。
入浴によって身体が温まると、血管が広がって、さらに症状が悪化してしまいます。

★カフェインの入った飲み物を「すぐに」飲む

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『カフェイン』には、血管を収縮させる作用があります。
頭痛を感じたら、「すぐに」コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含む飲料を飲みましょう。
「すぐに」というのがポイントです!
これは、『カフェイン』が効き始めるまでに多少時間がかかるためです。
また、カフェイン飲料の中では、「コーヒー」が一番カフェインを多く含んでいます。
苦手でなければ、コーヒーを飲むのが最も効果的です。
飲む量は、2~3杯程度にしましょう。

※アルコールは、逆に血管を拡張させるので、頭痛がひどい時は控えましょう。

コーヒータイム

★暗いところでしばらく休む

明るい部屋や太陽の光などの「強い光」や、騒音などの「大きな音」は、脳を刺激して、血管の拡張につながります。
頭痛がひどいときは、暗い静かな部屋でしばらく休みと、痛みが和らいできます。

★乾燥しているなら、水分を摂る

台風で雨が降ると、湿度が高い状態になる場合が多いでしょう。
しかし、オフィスの中だと、エアコンの関係で、乾燥している場合もあります。
水分不足も、頭痛の原因となるので、乾燥しているなと感じたら、水分補給をしましょう。

★『マグネシウム』と『ビタミンB2』を積極的に摂る

食事によって、頭痛を予防することができます。
頭痛の予防に効果がある栄養素は、『マグネシウム』と『ビタミンB2』です。
これらを含む食材を普段から積極的に摂ることで、「低気圧頭痛」の予防に効果が期待できます。

~『マグネシウム』を多く含む食材 ~

☆大豆・大豆製品
☆いわし、しらす、あさり
☆海藻類(わかめ、こんぶ、ひじき)
☆ごま、ナッツ類(アーモンドなど)

~『ビタミンB2』を多く含む食材 ~

☆納豆
☆レバー
☆うなぎ
☆卵
☆牛乳、ヨーグルトなどの乳製品

まとめ

雨上がりの虹

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勢力の強い台風ほど、気圧が低くなるので、頭痛も起こりやすくなるでしょう。
頭痛は、日常生活においてもつらい症状です。
今回ご紹介した対処法を上手に取り入れて、「低気圧頭痛」の症状緩和にお役立てください。

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