防災の日の意味は?備えは?伝言ダイヤルとLINEの活用方法をチェック

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9月1日は、『防災の日』です。
『防災の日』とはどんな日なのでしょうか?
今回は、『防災の日』についてご紹介します。

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防災の日の意味は?

では、『防災の日』とはどんな日なのでしょうか?

1923年(大正11年)9月1日に、関東大震災が起こりました。
神奈川県相模湾付近を震源として起こった大震災です。
発生時間が午前11時58分と、昼食時間と重なったこともあり、
多くの死者と行方不明者がでました。死傷者は10万5000人と言われています。

この関東大震災の教訓を生かし、防災の意識を高めようと
1982年に関東大震災の起こった「9月1日」を『防災の日』として制定されました。

そして、8月30日から9月5日の1週間を『防災週間』とし、「防災のための運動期間」となっています。
この期間は、各地で防災訓練やイベントが開催されます。

防災の日に備えの見直しを!

災害はいつ起こるかわかりません。
この『防災の日』に災害への備えを再確認してみましょう。

まずは、家具の置き方についてみていきましょう。

「家具は倒れるもの」と考えて「転倒防止対策」をしておくと、地震に対しての備えが出来ます。

★家具が転倒しないよう、壁に固定したり、転倒防止などのグッズ
 を使って倒れないようにしましょう。
★寝室や子ども部屋には、出来るだけ家具を置かないようにしたり、
 背の低い家具を選ぶようにしましょう。
 また、倒れた時のことを考えて、危険のない配置になるように工
 夫しましょう。
★最近のテレビは、薄型になっているので転倒しやすいです。
 こちらの対策もしておくと良いでしょう。
★手の届くところに、懐中電灯やスリッパを備えておきましょう。

※書籍は重いので、多量の書籍がある場合、戸建では、出来るだけ
 1階に置くほうが良いようです。
 2階に置く場合は、その下がトイレなどの狭い空間になっている
 ところに置くのが良いそうです。
 本棚に収める場合は、下段に置きましょう。

つづいて、ライフラインが止まった場合の備えをみていきましょう。

食料・飲料・生活必需品などの備蓄は、人数分用意しましょう。
・飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分・・・ご飯(アルファ米など)、ビスケット、
 板チョコ、乾パンなど
・携帯トイレ
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろう
 そく、カセットコンロ など

また、非常用持ち出しバッグは準備されていますか?

非常時に持ち出すべきものを事前にリュックに準備して、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

(非常用持ち出しバッグの中身)

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・飲料水(1.5リットル程度)
・食料品(缶詰、乾パン、栄養補給ゼリー、チョコレートなど)
・携帯トイレ
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急セット、常備薬
・衣類(下着、タオル、軍手など)
・毛布
・ヘルメット、防災ずきん、マスク
・懐中電灯、携帯ラジオ、乾電池
・携帯電話(スマホ)の充電器
・洗面用具

※災害後は空き巣が多発します。貴重品を持ち出せない場合のことも考えておく必要があるでしょう。

防災の日に伝言ダイヤルとLINEの活用方法をチェック!

災害が起こった場合の非難場所を確認しておきましょう。
お住まいの市役所やホームページでハザードマップを入手して、
避難時の安全なルートをチェックしておくとよいでしょう。

また、災害が起こった場合の家族の連絡方法も確認しておきましょう。

★災害伝言ダイヤル「171」の利用

災害時にだけ利用できるサービスで、ダイヤルすると音声が流れる
ので、案内に従い名前や避難場所、安否情報を録音しましょう。

公衆電話や携帯電話からも利用できます。

★公衆電話を利用

災害発生時には、電話局は回線規制を行います。
しかし、公衆電話は規制を受けずに利用できます。
災害時は無料で利用できますが、使い始めに10円か100円玉が
必要なので、日頃から小銭を持ち歩くようにしましょう。

★LINEの活用

LINEは、中高生の間でのトラブルが多いイメージがありますが、
2011年3月に発生した東日本大震災後に、“ホットライン”として作られたものです。
LINEは、電話回線がつながらなくても、インターネット回線がつながる環境であれば利用できます。
また、相手が緊急事態で返信できなくても、「既読」になることで安否の確認ができます。

(緊急時に役立つLINEの機能)

(1) 「位置情報送信機能」で 位置情報を知らせる

自分の居場所が分からなくても、LINEのトーク(メッセージ)で自分の居る場所の住所と地図を送ることができます。

・トーク画面の「+」マークから 「位置情報」を選ぶと地図が表示さ
 れます。
・スマートフォンのGPS機能をONにしていれば、自分の居場所が表示さ
 れ、そのままトーク画面に送ることができます。

(2)緊急連絡網として「グループトーク」を利用

LINEのトーク(メッセージ)機能は、複数人で同時にメッセージの送受信をすることができます。
家族でグループを作っておくと、いざというときの連絡網として便利です。

(3) 情報をLINEで受け取る

LINEには災害時に役立つ「公式アカウント」があるので、チェックしてみるとよいでしょう。

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まとめ

災害はいつ起こるか分からないので、事前に備えをと思ってもなかなか準備に取り掛かれないかもしれません。
でも、起こってからでは遅いので、この機会にぜひご家族で確認されてみてはいかがでしょうか。

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