節分豆は落花生もあり!?大豆&落花生の栄養や食べる量は?

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『節分』の煎り大豆って、香ばしくてつい食べ過ぎてしまいますよね。
この『節分の豆まき』には、一般的には「大豆」が使われます。
ですが、地域によって「落花生」をまくという話を聞いたことありませんか。
節分に落花生をまくのはなぜなのでしょうか?
また、大豆や落花生の栄養についても気になるところです。
そこで、節分豆の落花生&大豆の栄養や食べる量についても紹介します。

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節分豆は落花生もあり!?なぜ落花生?

毎年、『節分』に大豆をまくご家庭では、「節分に落花生!?」と驚かれるでしょう。
ですが、実は、節分に落花生をまく地域は多いのです。
北日本と南九州は、大豆ではなく、落花生をまくご家庭が多いです。

これには、落花生の産地であったり、雪国では豆を拾いやすいといった理由が挙げられます。
確かに、「鬼は外~♪」で外にまいた豆が大豆だと見つけるのが大変ですよね。

そして、落花生は、殻付きのままでまくので、食べる際も衛星的です。
子供たちって、力いっぱい豆を投げませんか?
落花生なら、元気な子供たちが豆まきしても、中の豆は大丈夫そうですね。

節分の豆にはどんな栄養価があるの?

とはいえ、『節分』の豆は、「大豆」が一般的となっている地域も多いです。
   
『節分』の風習のひとつが、「豆を食べる」です。
『豆』を食べることで、無病息災を願うというものです。

では、無病息災を願って食べる『豆』には、どんな栄養があるのでしょうか?

   
まず、「大豆」から見ていきましょう。

大豆には、多くの栄養素が含まれています
そして、『節分』で食べるのは、「炒った大豆」ですよね、
煎り大豆でも、栄養価はあまり変わりません。

   

「大豆」に豊富に含まれているのが、『たんぱく質』です。
健康にはとても大切な栄養素のひとつです。
なので、「大豆」は、日常の食生活でも欠かせない食材です。
   
まずは、「大豆」の栄養素の中でも、特に優れている「たんぱく質」からみていきましょう。

   
★『たんぱく質』

「大豆」の『たんぱく質』は、豆類の中でもトップクラスの含有量です。
   
『たんぱく質』は、筋肉や内臓などの組織を作っている成分で、生命維持には欠かせない栄養素です。
   
必須アミノ酸をバランスよく含んでいる『たんぱく質』を、”良質のたんぱく質”と呼びます。
「大豆」に含まれているのは、この”良質のたんぱく質”です。
   

 【たんぱく質の働き】 

・筋肉や臓器を構成する成分となる

・神経伝達物質になる

・脳の働きを活性化する

・神経の働きを活発にし、精神を安定させる

・免疫機能を高めて、病気の予防につながる

   

つづいて、『たんぱく質』以外の栄養について見ていきましょう。

   

★『ビタミン(E,K,B1,B2,B6,葉酸,パントテン酸)』

『ビタミン類』には、ほかの栄養素の働きを助ける作用があります。
    
「大豆」に含まれている『ビタミン類』には、『節分』の時期に役立つ効果がたくさんあります。

   

【大豆に含まれているビタミン】
   

『E』・・・活性酸素から体を守り、生活習慣病を予防します。
     血行を良くし、肩こりや冷え性を改善に役立ちます。
   

『K』・・・出血時の血液凝固や、骨の形成にかかわる成分です。
   

『B1』・・・消化を助け、疲労をいやす作用があります。
   

『B2』・・・高血圧などの生活習慣病を予防。
     粘膜を保護する作用があり、目などの健康を保つ
     働きがあります。
   

『B6』・・・成長を促進する作用があります。
     免疫機能を維持し、抗アレルギー作用があるとされ
     ています。
   

『葉酸』・・・血液や新しい細胞をつくるのに必要な成分です。
   

『パントテン酸』・・・ストレスへの抵抗力をつけるのに欠かせ
          ない成分です。

   
     
★『イソフラボン』

女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするので、骨粗しょう症の予防に役立ちます。
   
また、更年期障害を改善してくれます。 

   

★『大豆サポニン』

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強い抗酸化作用があり、生活習慣病を予防します。
   
肥満の改善・予防にも役立ちます。

   

★『レシチン』

脳の細胞を活発にし、記憶力を高めます。
   
また、血行を良くしてくれる働きもあります。
   
さらに、神経の伝達を活発にする働きがあるため、自律神経失調症や認知症予防への効果も期待されています。

   

これらの他にも、次のような栄養成分が含まれています。
   
★『カルシウム』

★『食物繊維』

★『鉄』

★『カリウム』などなど。
 

   

このように、『大豆』には、小さな一粒にさまざまな栄養素が詰まっているとても栄養価が高い食品なのです。

   

節分豆・落花生の栄養は?

また、地域によっては、『節分』に「落花生」を豆まきに使うところもあります。

   
「落花生」の栄養はどうなのでしょうか?

   
「落花生」である「ピーナッツ」も、栄養を豊富に含んでいます。
「ピーナッツ」に含まれている栄養素は、次の通りです。

   

★『ナイアシン』

血行をよくし、頭痛や冷え性を改善する作用があります。

   

★『レシチン』

脳の細胞を活発にし、記憶力を高めます。

   

★『不飽和脂肪酸』

血液中のコレステロールを低下させる作用があります。

   

★『ビタミンE』

抗酸化作用が強く、活性酸素から体を守ってくれる働きをします。

   

★『葉酸』

血液や新しい細胞をつくるのに欠かせない成分です。

   

節分の豆を食べる量は?

『節分』の「豆」には栄養がたくさん詰まっていることが分かりましたが、カロリーも気になりますよね。

「大豆」「落花生」カロリーと、食べる量を見ていきましょう。

   

「大豆」の食べる量

「大豆」1粒のカロリー約2kcalです。
これを100g食べると、約420kcalにもなります。
100g=約420kcalは、210粒ほどです。

   
『節分』に食べる豆の量は知れていますよね。
基本的には、「歳の数(+1個)」なので、1度に200個以上も食べることはないでしょう。
なので、カロリーオーバーの心配はないと考えられます。

   

では、栄養素の面ではどうなのでしょうか?
   
「大豆」に豊富な栄養素である『たんぱく質』の必要摂取量と摂るには、一日200g食べないといけません。
これを「大豆」で摂ろうとすると、カロリーオーバーになります。
なので、豚肉などの他の食品で補う必要があります。

   
『イソフラボン』だと、50gで十分に一日の必要摂取量を摂ることができます。

   

このことから、女性にとって気になる「カロリー」と、『イソフラボン』から考えると、「歳の数以内」で食べるのがよいでしょう。

   
   

「落花生」の食べる量

「落花生」の場合は、1粒のカロリー約10kcalです。
   
「大豆」と比べると、カロリーが高く、脂質も多いです。
なので、食べる量は、10粒程度がよいでしょう。

   
   

「大豆」も「落花生」も、繊維質が多いので、食べ過ぎると消化不良をおこすことがあります。
いくら栄養豊富といっても、食べ過ぎはよくありません。

『節分』だからと食べ過ぎないように気を付け、日々の食事にも、「大豆」や「落花生」を取り入れると、より健康に過ごせるのではないでしょうか。

   

さいごに

『節分』の「豆」は、栄養豊富です。
「大豆」も「落花生」もそれぞれに栄養が詰まっています。
   

ただ、カロリーは高めではあるので、食べ過ぎないように気を付けましょう。
   

そして、『節分』以外でも、上手に「豆」の栄養を摂って、健康に役立ててくださいね。

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