白菜栽培の害虫対策|アブラムシに要注意!?取り方&防除は?

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冬の食卓に欠かせない「白菜」は、家庭菜園でも人気です。
ですが、白菜の栽培は虫が付きやすいのが難点です。
とくに要注意なのが「アブラムシ」です。
そこで、白菜栽培でのアブラムシなどの害虫対策や予防策について紹介します。
アブラムシの取り方&防除について記していますので、ご参考になさってください。

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白菜栽培の害虫対策と予防は?

冬に美味しい「白菜」
キャベツや大根と同じ ” アブラナ科 ” の野菜です。

これら ” アブラナ科 ”の野菜は、害虫が発生しやすく、栽培には手がかかります。
害虫対策は大変ですが、手をかけた分、収穫した白菜は、とても美味しいですよね。
なんといっても、葉が柔らかくて味がいいので、いくらでも食べられます。

   

では、白菜の栽培において害虫に気を付ける時期から見ていきましょう。
   
白菜の場合、葉が出てきて、葉が巻き始めるころ(結球)から、
寒くなるまでの間が、特に害虫に注意が必要な時です。

白菜につく害虫としては、コナガやヨトウムシの幼虫アブラムシハクサイダニなどがいます。

これらの害虫は、葉を食害したり、葉の汁を吸ったりします。
その結果、最悪の場合は、株全体が枯れてしまうこともあります。

   

害虫による被害を防ぐには、「予防」が大切です。

「予防」するための対策としては、

● 植え付け時の土づくり
● 種まき時の薬剤使用
● 防虫ネットの使用

などが効果があります。
   

アブラムシなどの害虫は、弱い株に発生しやすくなります
なので、力強く成長するように土づくりをしてあげると、虫がつきにくくなります。
そして、防虫ネットで、虫の侵入を防ぐと効果的です。
ですが、防虫ネットを過信してはいけません
ネットがしっかりと張れていないと、隙間から害虫が侵入してしまうのです。

   
このように予防対策をしていても、どうしても100%害虫を防ぐことは出来ません。
害虫が発生した場合は、どうすればよいのでしょうか?
今からでも行える対策があるのでしょうか・・・
   
害虫発生後でもできる対策としては、

発見した虫を取り除く
● 被害にあった葉を処分する
薬剤などを使う

といった方法などになります。

   

白菜栽培でのアブラムシの取り方&防除は?

「白菜」は、虫がつきやすい野菜です。
中でも、アブラムシは、白菜の葉につく困った害虫です。

「白菜」以外の野菜や花などにも発生するどこにでもいる虫です。
しかも、1年中発生します。
特に注意が必要な時期は、9~11月の繁殖期となります。
   

アブラムシは、葉につくと、どんどん増えていきます。
繁殖力が強く、集団で葉に付きます。
アブラムシがびっしりとついている光景は見たくないものです。
   

アブラムシによる被害としては、葉の汁を吸ったり、天敵を遠ざけるだけでなく、蟻を寄せ付けたりします。
しかも、ウイルスを媒介することもあり、厄介なのです。
この「ウイルスを媒介する」というのは、他の作物がかかったウイルス病をアブラムシが運んできてしまうのです。
モザイク病などがそうです。
これは、放ってはおけません。

   

ということで、葉の裏にアブラムシを発見したら、すぐに対策をしましょう!

白菜の場合、葉の裏にアブラムシの集団を発見したら、その葉は処分します。
そして、次のような方法で退治していきます。

   

★無農薬にこだわるなら・・・


薬剤をあまり使用したくないなら、「牛乳スプレー」がおすすめです。
牛乳が乾くときにできる膜でアブラムシを閉じ込め、退治してくれます。

方法はとても簡単です!

1.スプレーボトルに牛乳を入れます。

2.天気の良い日に、アブラムシのいる白菜全体に噴射します。

3.乾いたら、水で洗い流します。

※牛乳スプレー使用前の水やりは控えてください。
 乾燥後に水で洗い流すので、水の与えすぎになります。


「牛乳スプレー」は薬剤ではないので、安心・安全といったメリットがありますが、
臭いが気になるといったデメリットもあります。
周辺の状況に合わせてご使用ください。

また、乾燥後は、放置せずに水で洗い流しましょう
長時間放置してしまうと、牛乳の膜を洗い流すのが大変になります。

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★手間ひまかけるなら・・・


手間ひまかけて大切に育てるなら、アブラムシがいないかこまめにチェックし、
発見したら手で取り除きます。

この時に使うと便利なアイテムが2つあります。
   

刷毛(はけ)

発見したアブラムシを「刷毛」でかき落とします。

その際、シートを敷くなどして「白菜」の側に落ちないよう気を付けましょう。
   
クラフトテープ

紙素材のテープです。
これで、アブラムシをくっつけて取り除きます。

   

★薬剤を使うなら・・・


お手軽にできる対策方法ですが、農薬なので使用方法には注意が必要です。

アブラムシに効果があり、収穫日前日または3日前まで使用出来る薬剤には、
次のようなものがあります。

・『ウララDF』・・・「収穫前日」まで使用できます

・『アグロスリン水和剤』・・・「収穫前日」まで

・『スタークル顆粒水溶剤』・・・「収穫3日前」まで

・『コルト顆粒水和剤』・・・「収穫3日前」まで

使用する際は、その薬剤の注意書きをよく読んで、安全に使用してください。
   

▼ 食品成分の殺虫殺菌剤『ベニカマイルドスプレー』もおすすめです。

オーガニック栽培で使用できる食品成分で作られています。
収穫の前日まで使用でき、回数制限もありません。
3本セット[税抜価格:2,012円] ※送料別

住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー 1000ml×3本 アブラムシ類 コナジラミ類 ハダニ類駆除 うどんこ病対策 ベニカ マイルドスプレー

   

上記のような方法で、アブラムシを少ないうちに駆除できたら、もう寄せ付けたくないですよね。
そんな場合は、つぎのような方法を試してみてはいかがでしょうか。
   

★シルバーのマルチシートを敷く

アブラムシは、キラキラと光を反射するものを嫌います
なので、シルバーのマルチシートを敷くと、寄せ付けにくくします。

   
   

▼ 白菜の栽培で注意するべき害虫はアブラムシだけではありません。
 涼しくなる季節にも注意が必要なのが、「ヨトウムシ」です!
「ヨトウムシ」の対策に関しては、こちらの記事でご紹介しています。

『白菜にヨトウムシを見つけたら害虫駆除を!害虫対策はどうする?』

さいごに

上手に育てた「白菜」は、葉が柔らかくて本当に美味しいです。

「白菜」は、さまざまな料理に使えるので、家庭で栽培して収穫出来ると、
家計の助けにもなります。

ただ、「白菜」は、虫がつきやすく、特にアブラムシには注意が必要です。
アブラムシの対策としては、いくつかあります。
栽培方法や環境に合わせて方法をお選びください。

アブラムシなどの害虫から守り、美味しい「白菜」を収穫してくださいね。

   

▼ ところで、「白菜」って、栄養あるのでしょうか?
 お鍋に入れると、たくさん食べられるけど・・・・
 そんな「白菜」の栄養についての記事は、こちらです ↓↓↓

『白菜は栄養あるの?健康効果と栄養を効果的に摂るレシピをご紹介!』

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